写真を振り返るとこんなこともあったなとか、たった1年なのにもうこの服は小さくて着られなくなったんだよなと息子の成長を再確認したり想いにふけてしまいます。
確か秩父へ行こうと思ったのはロードバイクをしていたときに友人と自走(公共機関を使わずに自転車だけで行き来すること。)して長瀞まで行った経験があったから。
長瀞までの道中で羊山公園の芝桜を見たことを思い出してこれはいつか家族にも見せたいと決めていた。
羊山公園の芝桜は時期が終わりかけでしたが、香りもあってまだまだ楽しめました。
息子は公園管理のおじさんからぽてくまくん(ご当地キャラクター)のステッカーと特別限定バージョンを貰ってご満悦。
息子の体型に似ててかわいい。
長瀞の石畳は観光客で大賑わい。
良い見晴らしの石の上は無言の順番待ち。
それにしても長瀞は暑い。
石畳も熱さられて自分たちがステーキのよう。
水たまりに牛蛙のおたまじゃくしがたくさん。
となりのトトロのめいちゃんみたいに手を突っ込んで捕まえようとするも上手くいかない。
有名な天然氷のかき氷屋さんは行列。
息子は浅漬けきゅうりをボリボリ齧りながら塩分補給。
麓にある神社も立派。
ロープウェイ乗り場まで少し山道を登る。
息子と妻はこの日のために登山用の靴を履いてきている。
私はというとなかなか選びきれずスニーカーのまま。
息子からは判断力が弱いと。
少し標高が高くなるから涼しくなるのかなと思っていたら日差しが強く逆に暑くなった。
先輩にそのことを話すと、夏場の低山は暑くて危険だから高山に行ったほうが安全だよと。
高山と聞くと危険そうなイメージがありましたが、夏の気温を考えると確かに低山で汗かいて登るのは危ない。
高山でも登りやすい安全な山を選べば大丈夫とまた一つ山が近くなった気がしました。
ロープウェイで山頂駅に到着し、20分くらいなだらかな道を登る。
宝登山山頂は特に眺望が素晴らしいということもなく、奥院(本殿)横の売店ベンチで休憩。
はじめて登山バッジを直接買いました。
まるで宝物を手に入れたようにニコニコとバッジを愛でている息子。
神様の身体を登るという不思議な感覚。
春には蝋梅で美しいと。
下山を開始すると、熊、猪、スズメバチ危険!という看板。
確かに山の要注意御三家だ。
登っているときは気づきませんでしたが、下山していると秩父の駅前の風景がよく見える。
登山=コーラと覚えたのも宝登山だったかな。
身体のサビ取りとかデトックスとかそういう言葉はあまり好きではないのですが、余計なことを考えないで一つのことに集中して楽しめるというのはわかりました。
私も靴を買わないといけないな。
それでは、健康で安全に。