登山をはじめて1年が経ちました。
昨年のはじめにいきなり木曽駒ヶ岳へ行って面食らってしまい。
高山ってすごいんだなと。
一瞬で視力が良くなるような感じもする。
先輩から立山に行った話しを聞き、立山ってなんだ?というレベルだった私。
立山という山があるもんだと思っていた。
ヤマレコはこちら
そうではなくて、雄山、大汝山、富士ノ折立の三つで立山と言うんですね。
この山々は過去、現在、未来の意味があってその三つを回るとそれぞれの穢れが落ちると言われている。
霊山なんですね。
一度調べてしまうとだめですね。
こんな所に行けるのかと気持ちが焦ってしまう。
家族で行けたらこれは記憶に残る場所だ。
先輩から温泉もある宿を取るのが一番良いと教えて頂き、我が家でも3月に宿を何とか抑えることができました。
この宿の予約を取るのが大変。
受付開始時刻から待機していても7月の週末なんて一瞬で埋まっていく。
その昔3Aというニッチな海外アートフィギュアを集めていた時の耐性があってよかった。
まずは黒部ダムへ向かう。
朝の6時に無料駐車場は満車で下まで路駐。
仕方なく我々は12時間1000円の上限無しの有料へ。
バスの予約は早割も売り切れていたので普通のネット発券。
トイレもきれいだし、破砕帯の水も汲める。
破砕帯を電気バスで抜けて黒部ダムへ。
電気バス内でUSB給電ができる。




有名な下ノ廊下へ続く橋も見える。
大福が市川さんたちが渡った橋だ!
ロッジくろよん見たい!と言い出す。
おまえは下ノ廊下には行かせない!

黒部ダムで一気に気温が変わる。
黒部ダムを歩いてケーブルカー乗り場へ。
ガルベという遊覧船は去年閉業してしまったらしい。
大福と一度乗ったことがあったけどすごくよかった。
ケーブルカーへ乗り場で10分待機。

次はロープウェイがある黒部平へ。

支柱の無いロープウェイに揺られて大観峰へ。
大観峰から電気バスで雄山の下を潜り抜けて室堂へ到着。
それにしてもこの引き継ぎのようなルートを作ろうと最初に思った人は誰なんだ。
変態だろ。
逆の富山側からのルートは有名なアルペンルート。
バスでシンプルに到着できる。

毎回変なとこ触るやつだな。

焦る気持ちを抑えながら駅を降りるともうすごいのなんの。
自分が何処にいるのかわからなくなった。
圧巻の景色。
そして、人の多いこと!
これは納得だ。
後で自然保護センターで知りましたけど、一度ゴミとかでかなり荒れていたんですね。
そこから地道に植生をしてこの状態に戻したと。
感謝でしかない。
すでに標高が高いので高地順応するためにゆっくり歩いてまずは宿へ。





すごいな、ずっと立山に包まれている感じがする。
さっそくミクリガ池で雷鳥の親子に出会う。


ミクリガ池は先日熊が泳いでいたとのことで話題。
茂みにはあまり近づかないようにと注意喚起もされていた。
ミクリガ温泉の前を通り抜ける。

山崎カールや血の池も実際に見ると全然違う。



地獄谷の硫黄の匂いが喉を刺激する。
ガスが濃くなると警告ランプが付くようになっているんですね。
あと、タオルを濡らすようの蛇口まで整備されている。

そうだよな、ここは山の上だ。
我々の宿は雷鳥荘。


チェックインは11時からなのでデポをしてから剱御前へ向かう。
本当はテント泊もしたかったけれど、熊情報とテント盗難が多いとのことで今回は様子見。
剱御前までは雷鳥沢キャンプ場を抜けて小川を渡る。
雷鳥沢キャンプ場はもうすでにテントがたくさん。
大福が渡りたいと言っていた小川の橋を渡る。
水も奇麗。
少し歩いて奥大日と剱御前方面の分岐へ。
ここから雷鳥坂を登る。


おかしい。
いつもならそんなにきつくないのに肺が膨らむ感じがしない。
深呼吸しても6割くらいで胸が痛む。
もしや、高山病か?
うちの2人は元気そのもの。
途中登山道を外れてルート間違いをしているご夫婦に声をかける。
なんとか剱御前小屋に到着し休憩。

ここはコルなのかな?
剱御前小屋でバッジを購入ししばし休憩。
剱御前まで大福と2人で向かう。
剱御前までは約20分の小さな稜線歩きが楽しめる。









奥に剱沢キャンプ場が見える。


あいにくのガスでそこまで見えなかったけど、ここからの剱岳はやばそうだ。

山ステッカー加工したけど、サイレントヒルの三角様みたいになってしまった。
とんでもないところまで来るようになっちゃったなと2人で笑う。
下りは雷鳥坂ではなく、奥大日方面まで行ってから分岐を下る。
奥大日は最終日に登るか迷っていたのでその下調べも込みで。
室堂方面を眺めながら下る。


分岐手前で少し開けた場所は高山植物のお花畑。
見たかったタテヤマチングルマは見つけられなかったので次回こそは。
雷鳥沢キャンプ場はちょうど夕飯の時間。

焼肉やら良い匂いがし、顔が赤い人たちが談笑している。
きっと今日の登山や明日の予定などを話し合っているんだろうな。
大福も腹減ったーと叫んでいる。
17時少し前になってしまいそうだったので雷鳥荘へ電話。
明日の予定を考えて朝はお弁当をお願いしました。
雷鳥沢キャンプ場からの階段がきつい。
雷鳥荘へ到着し、最初に食事。

量も味も大満足。
登山をする人のことが良く分かっているメニュー。
しば漬けが最高なので最後にお茶漬けにもした。
フロントでお弁当を受け取って部屋へ。

次は温泉。
別格でした。
窓から夕陽も見える。
そこから雷鳥荘探索。




暖炉がある談話室や喫茶室。
玄関から出ると目の前に立山連峰。
最高のロケーション。
2日目は大福と2人で雄山、大汝山、富士ノ折立へ。
ミクリガ池の上ルートで熊の糞らしきものもあったので注意をしつつ一ノ越を目指す。





大股開きで何を想う?

室堂山荘に室堂の由来の室堂がある。
小泉構文。

なんて歩きやすい道だ。
だけどもいつもより身体が重い。
おかしいな。
ちょっとだけ体熱感もある。
熱中症か?
途中雪渓もあり前の人たちは皆滑っている。
尻下山をしている人たちも。


大福は器用に乗りこなす。
またもや雷鳥の親子に出会う。
立山だけで300羽くらいはいるみたいですね。
一ノ越小屋で爆風。

少し小屋で休憩しつつ風が弱まるのを待つ。
ガイドさんたちのツアーが出発したので大丈夫かなと出発。


皆一列で渋滞登り。
登りと下りで別れているので安心。

大福はピンピン。





後日、立山曼荼羅を読んだ先輩から教えてもらったけど、一の越から五の腰まであるらしい。
立山の山容を仏に例えた時に膝、腰、肩、頸、頭と登っていると。
かつて女人禁制だった立山に入った壮年の美女が山神の怒りをかって杉の木にされた場所が美女平とか。
一の越行く途中の坂にある祠に阿弥陀如来と不動明王がいるらしい。
立山信仰面白いです。
三ノ越からさらに登り、ふと下を見ると先輩たちが!
そうなんです。
実は日にちを合わせて立山に入っていたのです。
ですが、どこで会えるかは決めていなかったのでびっくり。
手を振って合図。
上で待っていようと大福に伝えて雄山へ。


まさかまさかの雄山山頂で会うことに!
すごいところで落ち合う!!
先輩の愛娘様へプレゼントをお渡し。


先輩たちが言っていたように神主さんめちゃ厳しい人だった。
360度の動画撮影で自撮り棒を伸ばしている人に危ないからそれ使わないで!と注意していた。
写真は今だけ!下山のときは撮らないで!と。
狭い場所で人が詰めるところで下は崖。
注意してもらわないとゼッタイにいけない場所だ。
ここは境内。
事故はご法度。
先輩たちとお別れし我々は立山最高峰の大汝山へ。
先輩のお母様の体調が良くなりますように。



すごい道だ。









晴れていたら最高なんだろうけどガスが多い感じも好きなんですよ。

大汝山から次は富士ノ折立へ。
富士ノ折立は少し緊張する岩場登り。
山頂で薬師岳からきたという高齢登山客と大福が談笑。
雷鳥荘で久しぶりに風呂に入って最高だったよと。

富士ノ折立からは最近氷河に認定された雪渓が見える。

本当は大走りから帰りたかったけどあまり評判が宜しくないので今回はピストン。
先輩たちからも膝が終わるよと。
いつもなら大丈夫なのになぜかめちゃくちゃ疲れる。
昨日の剱御前の疲労なのか。
大汝休憩所で大福がCCレモンのめっちゃ酸っぱいのを購入。


小屋番さんからそれめっちゃ酸っぱいから気をつけろよー!と言われて笑う。





雄山まで引き返し、一ノ越まで下る。


渋滞の中すいませーん通りまーすと、ザレた坂をすり抜けていくトレランの人がいたけど他に子供や高齢の人が多かったり少し危険だからあれはやめた方がいいと思う。
トレランの印象を悪くしたら悲しいと思います。
帰りに先輩に教えていただいた保護センターで雷鳥ステッカーと雷鳥折り紙をいただく。
おこじょは0.1パーセントの確率で会えるらしい。
受け付けのおじちゃんパックの牛乳吸ってた。
ミクリガ池温泉で先輩たちにご挨拶。
大福にかわいいプレゼントもいただいてしまった。
雷鳥荘で温泉に入って爆睡。
私はうっかり夕日を見逃す…。
夜は星とテントの明かりと相対的になっていて美しい。
最終日は私の体調がイマイチ過ぎて下山することに。
一気に全てを登ってしまうのも勿体無い場所だ。
帰りに剱岳も見えた。


ケーブルカーの黒部平は外に出られます。




水も汲めるし普段着の観光の人も多い。
更に屋上パノラマテラスからは立山連峰を見上げることができる。
もうこんなに離れてしまった。
自宅に戻り立山ロスというものを実感。
写真を見ているだけであのルートに行きたいなとか色々思ってしまう。
大福は来年の予約をしてくれと。
気が早いって。笑
それにしても、この2泊3日の中で剱岳や竜王岳での滑落事故が相次いだ。
合わせて鹿島槍ヶ岳でも熊がお弁当を食べてしまったりとなんだか落ち着かない日が続いている。
大福は室堂のスタンプラリーでうろちょろしていたときに観光案内のおっちゃんに、熊の勉強しろよー!と熊の特性の冊子をもらってずっと読んでた。
羅臼のヒグマの件もあって熊こわいっす。
スプレー必須かな?
もしかしたら、ミクリガ池の熊は阿弥陀如来かも?
撃たれないように秋頃までには早めに下山してね。

またね。
それでは、健康で安全に。