夏の低山トレーニング2回目が開催されました。
場所は東京都あきる野市にある今熊山と戸倉三山の一座でもある刈寄山と金剛の滝へ。
ヤマレコ
今熊と刈寄という名前が重なったらちょっと大丈夫か?と思ったけど大丈夫でした。
今熊神社は今熊山の頂上にある。
はじめは頂上が奥宮さんかと思っていたら、麓の登山口にあるのが 同神社の遥拝殿だった。
その頂上の今熊神社で 「(失せものの名前)を出してくりょーやーい!」と叫ぶと戻ってくるらしい。
昔、行方不明になった人がそれで戻ってきたという言い伝えがあると。
「呼ばわり山」のひとつに数えられている。
そして、八王子八十八景に選ばれている場所でもある。
戸倉三山は『刈寄山』『市道山』『臼杵山』の三山のことを言うらしい。
この3つをまとめて縦走することもできるらしいけれど、なかなかハードな登山と。
そんな訳で我々はピストンコースにしました。
駐車場は神社を突っ切った突き当たりの行き止まりの場所に30台ほど。

手前の鳥居の駐車場と間違えやすいので注意。
私たちは使っていませんがトイレもありました。
まずは神社に参拝。


良い場所。
森の中にひっそりとある感じ。
8月末には獅子舞があったみたいですね。
あの、長瀞で見た獅子舞のような感じ。
ルーツを知りたい。
早い時間だったのでお守りとかは買えず。
駐車場もお借りしているので帰りに御朱印を購入することにしました。
登山道は神社の脇にある。

この登山道は表参道ですね。
階段を含む割と急登が30分。











途中に展望台があるのでそこまで頑張る。




天狗岩というのがあると聞いて探して登ったけれど見逃してしまった。
展望台から更に登った山頂手前の広場にはトイレがある。



水場は今回の道に1箇所もありませんでした。
眺望も良いのとベンチもあるので軽く休憩。
この辺りは先週の丹沢と比べて比較的涼しい。
今熊山は後に寄ることにしてまずは刈寄山へ。



樹林の中をひたすら歩く。
多少のアップダウンと細かいピークがちょこちょこ。
途中に独標である川口川ノ頭というピークがあるみたいだけど、登山道から外れているのでパス。
今熊山から刈寄山までは大きく分けて3つの巻き道があります。
その巻き道を使わないと3つのピークに辿り着けない。
巻き道を使うと辿り着けない感じは南高尾っぽい。
だけど、巻き道の道標には山頂名が記入されていないので気付かないでスルーする感じ。
実際に1つピークである夕美山をスルーしてました。
1つ目の巻き道のピークは分岐を伐採地を見ながら登る船子尾根ノ頭、またの名を棚沢ノ峰、またの名を大蛇平ノ頭。





伐採しているから見晴らしが良い。
なにかできるんですかね。
下りて巻き道と合流。
次の巻き道のピークは豆佐嵐山。


このピークも巻いてしまうと出会えない。
眺望はほんの少し。
山頂で分岐?になっているのかな。
下って巻き道に合流。
しばらくアップダウン。
ラストの巻き道ピークの夕美山は踏まずに短い橋のような巻き道を使う。
少し獣のような独特な臭いのする場所があったので周りを見渡したけど特に何もなく。
すると開ける場所に。




分岐があるのね。

陣馬?陣場?
トレランの人もチラホラ。
山頂手前は階段。


刈寄山は東屋があって開けている。


大福が実はスペシャルアイテムを持ってきたとおもむろにザックから何かをにんまり顔で取り出す。
なんだ?と思っていると。
保冷剤をたんまり入れた保冷バッグから取り出したのはラムネ!

キンキンに冷えてるラムネを山頂で飲むことを楽しみにして黙っていたと。
サプライズできるなんてなかなかやるな!
私は豆大福!

一息ついてからここからピストンで今熊山へ戻る。
全て巻き道なので速い速い。





途中、シマヘビやヤマアカガエル、そしてサルナシも。



今熊山に戻ってきて山頂へ。





木陰が多くて安心。
今熊山は火器厳禁なので昼食は注意。
今回、我々はネバネバ蕎麦。

先週の弘法山でのおじさんに影響されました。
めちゃくちゃ美味い。
流水麺にしたので火も使わない。
水切りした水はボトルに入れて持ち帰りました。

この後、裏参道を下って金剛の滝へ。
こっちは結構急登が続く。




岩の場所もあり、秋の落ち葉で隠れてしまいそう。


金剛の滝は分岐を下がり、またこの分岐まで戻ってこないといけない。

金剛の滝は山のおへそにあるような場所。



周りは崖に囲まれている。
女滝の横に手掘りのトンネル。



大福の新しいカメラは防水だよと伝えると。
目を輝かせながら、水の中に入れて撮ってもいいの!?と。
いいよいいよ。
大福は夢中で水の中を撮影している。


トンネルを抜けると金剛様と男滝。

いやー、涼しい。
ずっとここにいたいという大福。
わかる。
こういう場所に来てしまうと掴まれてしまって抜け出せない。
そうは言っても日帰りだし帰らないといけないので戻ります。
ピストンするはずが裏参道が急登階段下りだったので登り返すのはやめようと決めて距離は伸びるけど周回コースへ。
これは正解だった。
少しだけ階段があったけれど、峠まで出てしまえばあとは割と平坦。

変電所まで出てしまえばアスファルト。
バカでかい変電所はずっとジィーって言ってる。

途中、おそらく猛禽類にやられた鳩の跡も。

車に戻りいつものように服をチェックするとマダニさん。
少しヤブがあったり、滝もいったりしたので着いたんだろうな。

服にしか刺してないけど本当に抜けない。
これは刺されたらやっかいだわ。
アルコールスプレーや虫除けを上から噴霧してもビクともしない。
気をつけよ。
それにしても結局11kmで1000mくらい登ってしまった。
少しは鍛えられてきたかな。

それでは、健康で安全に。